今日もギフテッド息子とコントのようなやり取りをしているままぱんだ🐼です。今でこそ、こんな日々を楽しんでいますが1年9か月前は…。ギフテッド息子が不登校!?え、ちょっと待って!どうしよう、このまま不登校が続いたら…。中学生なのに勉強はどうするの??っていうか、将来が不安すぎてこっち(親)がもう何も考えられないわ😨💦今回は、そんな不登校の始まり~現在までをままぱんだ(母親)の視点から書いていこうと思います。

勇気を出して言ってみたら…
「うちの子ギフテッドなんです」と言ったらほぼほぼ「自慢してる!」と受け取られるけれど、「うちの子、不登校なんです」と言えばこちらはほぼほぼ「大変ですね…」と同情される。これ不思議(笑)。ギフテッドだって十分大変なんだよ~~!!と声を大にして言いたい。という話は置いておいて。
学校のPTA役員をやっているままぱんだは、子どものことを聞かれることが多かったのです。「お兄ちゃん元気?」とかね。元気?と聞かれるだけならまだいいんですよ。元気です、と答えればいいので。でも、学校生活の様子などを聞かれると、登校していないので「実は中2になってから不登校で…」と答えるしかなく。
最初は、それはそれは暗~い気持ちで答えましたよ。子どもが不登校だって。でもね、カミングアウトしたら堰を切ったように情報が入ってきたんです!「うちも不登校だった時期があって…」、「親戚の子が中学から不登校で、高校は通信制に行っていま大学生」、「どこどこの高校は県立だけど不登校に対応しているよ」ってね。これには正直びっくりしました。「不登校なんだ、大変だね…」と気まずそうに言われるのかな、って思ってましたから。と同時に、そんなふうに思っていた自分が恥ずかしくなったのを覚えています。不登校=良くないこと(「悪」とまでは言わないけれど)、と認識していたんですね。ギフテッドだから学校生活に苦労することは分かってる、でもそれでも大学までは普通に行ってほしい、と心のどこかで思っていたのです。子どもの気持ちは…置き去りでした。
不登校は意外と多い
ギフテッド息子の不登校をカミングアウトして気づいたこと。それは不登校って意外と多いんだな、ということです。ままぱんだの体感的なことなので、具体的な数は分かりませんが。それでも統計的にも増えているはず。
ままぱんだが中高生だった頃(30年ほど前)は、不登校なんて言ったらそれこそ一大事だったな~。なんとか行かせようと親も必死だし、先生も学校へ来させようと必死だった。高校生だったままぱんだが「ちょっと行きたくないわ…」と学校を休んだときは、結局一週間で復帰しました。学校が嫌じゃなくなったわけではないですよ。学校へ行かないままぱんだに気を揉み、あたふたする両親の姿を見るのが嫌だったのです。子ども心に、「学校へ行かなくても死ぬわけじゃないんだし、もっとどっしり構えててよ~」なーんて思ってましたが、いざ自分が親になってみると最初から落ち着いてはいられませんでしたね💦
学習面はこうして対応
学校へ行けないのは分かった。でも勉強はどうする?何もしなくても中学は卒業できるけれど、高校は?高校受験のために受験勉強しないとダメだよね?自分で勉強する?無理でしょー!!やるわけない(笑)。
というわけで、ままぱんだ家が選んだ方法がこちら。ギフテッド児専門の家庭教師の先生に勉強を見てもらう あるんですよ、探せば。で、ギフテッド息子と合う先生を紹介してもらい、授業スタート。ただ一筋縄でいくわけがなく…。予定を守れないんです、ギフテッド息子。何度授業をドタキャンしたことか。それでもギフテッドの特性を理解して忍耐強く待ってくれた先生。もうね、先生に対して申し訳なさ過ぎて泣きそうになりましたよ、ままぱんだは(泣)。
そんなこんなで、しばらく家庭教師の先生の授業を受けていたギフテッド息子。授業は主に数学で、分かりやすくて面白い!と言っていました。このまま続けばいいと思っていたのですが、鉄道への興味が勝り、今はお休み中です。「教科書はすべて読んだ」と言っているのですがね、本当かー??と突っ込みたい今日この頃(笑)。
将来のこと
もうね、こればっかりは誰にも分かりません。ギフテッド息子本人も分からないと思います。え、それじゃダメだって!?ちゃんと将来のこと考えないと!そんな声も聞こえてきますよね。そりゃそうです。
でも、曲がりなりにも大学まで普通に行ったままぱんだは幸せだった?たしかに、大学まで行かせてもらったことは幸せ。だけど小中高~大学時代、本当に自分を大事にできていたかというと…。小学校に上がった頃から何となく違和感は覚えていたけれど、それを親にも言えず、周りに合わせるために必死に自分の気持ちを抑えていた子どもの頃のままぱんだ。そんな子ども時代を思い出しながらギフテッド息子を見ていると、何とまあ自分の気の向くままに生きていることか!周囲の心配などどこ吹く風、と言わんばかりに毎日撮り鉄に出かけてますからね。まあ親としてはせめて高卒資格は取ってほしい、と思っているところです。
第26回となる今回は、【ギフテッド息子、不登校をカミングアウトしたらこうなった】と題して、子どもの不登校について紹介しました。不登校の子どもたちが追いつめられることがないよう願うばかりです。次回(第27回)は【ままぱんだが考える、ギフテッドの特徴8選】をお送りします。「自分を大事にする」って大事、でも社会で生きていくためには周りに合わせることも大事なわけで。そのあたりのバランスをどう取っていくか、ままぱんだ家の実例をもとに考えてみます。お楽しみに♪