第１６回　ギフテッド児と秀才児の違い　～それは深さと激しさ～

わが子はギフテッドなのか、それとも賢いだけなのか？――　一度は疑問に感じたことがあるのではないでしょうか。かくいうままぱんだ（私）も、このお題について書かれた本やウェブサイトの情報を食い入るように読んでいました。今回は、「ギフテッド児と秀才児の違い」について深掘りしていきます。

ギフテッド児と秀才児の違いとは❓

出典：「わが子がギフテッドかもしれないと思ったら」　ジェームス・T・ウェブ、ジャネット・L・ゴア、エドワード・R・アメンド、アーリーン・R・デヴリーズ 著　角谷詩織 訳　春秋社　2020年　p.56～58

比較してわかること💡

上の表の６つの項目において、ギフテッド児と秀才児を比較してわかること。それは、その深さと激しさではないでしょうか。たとえば好奇心。秀才児も好奇心はあるでしょうが（だから色々調べて秀才になる）、ギフテッド児はもっともっともーーーっと好奇心があるのです！！宿題でもないのに、気になったことは自分なりに解決するまでとことん深掘りします。はい、それはもう時間を忘れて。もちろん親も巻き込まれます(笑)。

ギフテッド息子あるある💦

秀才児は答えのある質問をするけれど、ギフテッド児は簡単には答えられないようなことを聞いてくる。これって実際どうなの？どんなことを聞いてくるの？と思われたでしょうか。ままぱんだは、「ねえ、耳と鼻と口は頭の奥でつながっているけど、何のためにそうなってるの？」と聞かれ、すぐには答えられませんでした。もう必死に調べましたよ(笑)。「鼻と口がつながっているのは、鼻が詰まっても呼吸できるようにするためじゃない？耳と鼻は…あっ、中耳と外の気圧差を解消するため、って書いてあるよ」というやりとりをしたことを覚えています。ギフテッド息子が小学３年生のときのことです。

ステップを飛ばすことに関しては、算数の問題で式を書かずに答えだけ書いていました。「答えが分かるのなら（当然）式も書けるよね？？」と言われても式は書けず…。これも３年生のときのこと。

感情の激しさなんて、今も昔ももう言わずもがな。体の中にマグマでも抱えているんじゃ！？と思うほど。噴火したら収まるまで放置するしか術がありません。

そして先ほども登場した好奇心。撮り鉄が高じて、カメラにやたらめったら詳しくなったギフテッド息子。へえ～と思ってちょっとレンズのことを聞いたら、もう夜を明かす勢いで語ってくれましたね(笑)。ちなみに、ままぱんだにはチンプンカンプンな内容でした。とほほ…。

こんな感じのギフテッド息子、言語能力はというと、もう生意気の極みかと思うくらいによくしゃべります。それも、全くもって年齢相応ではない感じで。最後は決まって「つまりはそういうこと」で締めくくる。どういうこと？？って密かにツッコミを入れるままぱんだがおります～(笑)。

ままぱんだ自身の経験から🐼🏫

ままぱんだが自身の子ども時代を振り返って思い出すのは、これ。クラスメイトの女の子の名前が「なお・こ」ちゃんなのか「なほ・こ」ちゃんなのかわからず、どうしても気になって彼女に聞いたのです。なんて聞いたかというと…。

ままぱんだ：「ねえ、何かキャンペーンに応募するときに名前書くでしょ。そのとき、ふりがなは何て書いてる？」

彼女：「えっ！？」

そりゃそうですよね。え、何のこと？？って思います。ただ彼女の正しい名前の読み方を知りたかっただけなのに、こんなにも回りくどい聞き方をしていたままぱんだ。でも、そのときは必死に考えて聞いていたのです。ままぱんだが小学４年生のときのこと。もうこの頃には、すでにまわりとズレていることに気づいていました😢

いかがでしたでしょうか。今回は【ギフテッド児と秀才児の違い】をご紹介しました。「へぇ～、こんな違いがあるんだ」と思っていただければ、ままぱんだは大変喜びます(^^♪

次回（第１７回）は、【コツコツやるのが苦手なギフテッド　～一気に終わらせる or やらない～】です。夏休みや冬休み、場合によっては春休みの宿題、ギフテッドはどう取り組んでいる？？ギフテッド息子と非ギフテッド娘それぞれの取り組み方をご紹介。毎回恒例になりつつあるままぱんだの体験談つき♪お楽しみに！

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