第22回 ギフテッドってどうやって気づいた? ~振り返って気づいたことあれこれ、小2→年少~

【第18回 ギフテッドと偏食 ~給食が苦痛~】を上回る大反響をいただきました、【第13回 ギフテッドってどうやって気づいた? ~それは衝撃のひと言から始まった~】の記事。今回は、ギフテッド息子の小2・小1~幼稚園時代をさかのぼってみたいと思います(0歳~未就園時代はまた後日アップ予定)。小2の秋に「息子はギフテッドだ!」と確信したままぱんだ。その視点で振り返ってみると、定型発達の娘とは違った点が浮かび上がってきます。ギフテッド息子を育てるうえで感じた違和感について、詳しく書いていきます。

小2のころ ~調べもの学習でただ一人、がんにならない臓器を調べた~

小学校生活2年目。少しは先生の言うことを聞けるかと思ったのもつかの間、定型発達の子たちが次第に落ち着いてくるなか、それとは逆行するようにズレが目立ち始めるギフテッド息子。といっても、ひとりポツンとしているわけではない。むしろ、クラスメイトを引き連れて遊んでいるのでリーダーシップがありそうにも見える。だが、しかし…。調べもの学習で、自分の興味があることを調べて学校に持っていく、というとき。彼が持っていったのは「がんにならない臓器について」。えっ!と思いますよね。小学2年生でそんなことに興味ある??って。これ以外にも、国際情勢にやたら詳しかったり(ジャーナリストか!、笑)、国会中継でも見てるのか!?と思うくらい政治について語ったり。はい、もうこの頃には確信してました。「この子はギフテッドだわ。いつ発達クリニックでWISCの検査をしてもらおうかな」って。そう、興味関心の方向性がみんなとは違う2年生だったのです。妹は、普通に2年生らしい2年生でした😊

小1のころ ~図工の授業、絵画で絵の具が乾かないまま提出~

波乱に満ちた園生活を終え、期待を胸に小学校へ入学したギフテッド息子。どうなったかというと…。担任の先生に「○○君、図工で絵を描いたときに絵の具が乾かないまま提出するので困ってます」と言われる始末💦えっ!どういうこと!?本人に聞いてもまったく要領を得なかったままぱんだは、図工の先生に聞きに行くことに。そしたら!!想像していたよりもはるかにひどい状態で提出していたことが判明😨絵の具が乾いていない状態、どころかもうびちゃびちゃのまま先生に「できました!」と出していたのです。先生も仰天したでしょうね。親ですら開いた口がふさがりませんでしたから(笑)。そう、興味のわかないものに対してはこれ以上ないくらいに「雑」になってしまうのです。妹はといえば、好きじゃないものでも最低限のレベルは保っていた気がしますね。

年長のころ ~英語が苦手、どこまでも~

~線路は続くよ、どこまでも🚃♪~じゃないですが。苦手なものはとことん苦手でした(泣)。ギフテッド息子の場合は英語。まあ幼稚園でやる英語なので遊びながら学ぶ感じでしょ、と軽く考えていたままぱんだ。でも、「ちょっとだけ苦手」なんて可愛いものではなく、もはや園生活も嫌になるレベルだったのです!これもギフテッドあるあるですが、本人が「できない、嫌い」と思ってしまうと、完璧主義も相まって、もうそれはそれはこの上ないくらいに最上級でき・ら・いになるのです。好き嫌いがすごくはっきりしていましたね。妹ももちろん好き嫌いや得意不得意はあったのですが、その差が兄ほど極端ではなく、苦手なことでもそれなりにこなしていた感じです。

年中のころ ~給食を完食できず、机ごと廊下へ出される~

お弁当と給食が半々の園に通っていたギフテッド息子。お弁当の日は完食して平和だったのですが…。給食の日。完食できなかった彼はなんと、机ごと廊下へ出されたというのです!その後完食できたのかどうかは謎ですが、この出来事がトラウマになったことだけははっきりしています😢ままぱんだが年中のときにされたのと同じことが、30年経ってもまだ繰り返されていることに仰天しました。先生は食育のつもりだったのかもしれませんが、これトラウマにしかなりませんからー!!はい、かなりのストレスです。で、ストレスは病気のもとになります。食育が病気の引き金になりかねないなんて、本末転倒です💦食べられなかったら?「食べられるだけでいいよ♪」と言ってあげてください。苦手なものが食べられないくらい、どうってことないですから。無理やり食べさせられるより、はるかに健全に育ちます(笑)。これほんと!妹のほうは、このような兄を身近に見て要領がよくなったのか、こういう話は聞きませんでした。

年少のころ ~先生の言うことを聞かない!~

これね、「聞けない」のではなく「聞かない」んです。そう、わざと(に見える)。というか、あえて聞かない、という感じ。もう先生からしたら許せないでしょうね(笑)。腹が立つことこの上なし!!たとえば、「さあ、体操着に着替えましょう」と先生が言ってみんなが一斉に着替え始める。にもかかわらず、ひとり着替えるそぶりも見せないギフテッド息子。何をしているかといえば、積み木遊びの続き。業を煮やした先生から「○○くん、着替えないと!」と迫られ、ようやく着替え始める。ところが…。着替え始めると瞬速🚅その早着替えは先生も目を見張るほど!結果、着替えは間に合ったのです。結果オーライではありますが、先生をイラつかせることに関しては天才的な4歳児でした。そういえば、ままぱんだも先生の言うことを素直に聞いたこと、なかったな~。ちなみに定型発達であろう妹は、普通に(素直に⁉)先生の言うことを聞いていたようです。

次回、第23回は【ままぱんだ、オンラインセミナーに初参加♪】と題してお届けします。有料のオンラインセミナーに参加したままぱんだの感想やいかに!?お楽しみに☆

ままぱんだ

1981年愛知生まれ。ギフテッドが幸せでいられる方法を模索したいという思いから、このブログを立ち上げました。ギフテッド児を育てる親御さんや、ご自身がギフテッドという方が気軽に相談できるブログを目指しています!
パンダになりたいくらい、パンダが好き。趣味はオーボエ。

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