第37回 ギフテッド、生きやすくなるヒント ~試してよかったと感じること3選~

生きづらさを感じながらも、日々の生活に追われて疲れがたまっていき、気づけば心身に不調が…。数年前までのままぱんだ🐼です。なんとかしなきゃ!と思いつつ、なにをどうすればいいかもわからず右往左往(泣)。そんな迷えるままぱんだが、試行錯誤するなかで「あっ、これはよかったな!」と感じたことを3つ、お伝えしていこうと思います。

目立つ服を着て、堂々と歩く

「いきなり派手な服を着るなんて、そんな勇気ないよ~💦」――ままぱんだもそう思っていました。手持ちの服は地味なものが多いし。でもある日、ウインドーショッピングをしていてビビッ⚡ときたんです。黄色のコートに!わあ、たけのこの皮をむいた色だー♪って。そこのところ、パンダなので(笑)。おそるおそる試着してみると…。直感どおり、しっくりきたのです。買いました。春、ちょうどたけのこの季節。たけのこを味わいたくて、出かけるときはいつも着てたなぁ。そして、ルンルン気分で道の真ん中を歩いていました。

どうなったか!?

すれ違う人が一瞬こちらを見たあと、道を空けてくれるようになりました。「え!黄色!?」と思われているのでしょう。ちなみに秋にも着ましたが、反応は同じでした。目立つ色なのはコートだけで、中は地味な服。それでも、まわりの反応は確実に変わります。「黄色着るなんて、どれだけ個性的な人なんだ!?変なことは言わないでおこう」みたいな(笑)。まあ、コートといえど春は白系、秋冬は茶・黒系が多いですからね。

目立つ服選びのポイントは、「目立つ服を選ぼう」と頭で考えないことです。「こんな派手なの職場に着ていけない」、「まわりにどう思われるんだろう」なんかも直感の邪魔になります。職場が無理なら休日に着るという手もありますし、まわりの反応を気にしてばかりいたら自分の人生を生きられなくなります(そもそも、他人の思考をコントロールすることは不可能)。なので、そういった雑念をふり払って、直感にしたがってみるのです。すると、自分にとって最高の一着が選べます✨

あと、堂々と歩くことも大事だなと感じています。決して、何があっても道を譲らない!ということではないですよ。車や自転車が来たら端に寄ります。でも、何も来ないのにすみっこを歩かなければいけない理由はありません。堂々と歩く、これだけで自分の中に自信がわいてきます。ままぱんだは堂々と、真ん中を歩いています。これは竹いっぱいの森へ続く道だわ♪と思って。

嫌じゃないことは続けてみる

これ、「好きなことを続けてみる」じゃないのですよ。あくまで「嫌じゃないこと」。なぜかというと、好きなことって自分でもよくわからないことが多いから。だって、物心ついたころから親や先生の考えに影響を受け、社会に出たら自分以外のだれかが決めたルール(常識ともいう)に縛られまくっているでしょう。こんな状態で「好きなことはなに?」と聞かれても、常識の範囲内でしか答えられません。ままぱんだもそうでした。いまなら「寝ること食べること遊ぶこと♪」って言えますが(笑)。

ままぱんだは、とあるボランティアに携わっています(8年目)。仕事だって長くて2年半ほどしか続かなかったのに、よく続いてるなーって自分でも思います。ボランティアって無償だから、報酬の発生する仕事と比べると低く見られがち。なんですが、何年も続けていると裁量権も増え、徐々にネットワークが広がっていくんです。頼られることも多くなってきます。「寝たい!食べたい!遊びたい!」と三拍子揃ってるままぱんだ。そんなままぱんだが続けられている理由は次の3つです。

①毎日顔を合わせなくていい(会うのは数か月に一度) ②在宅でできる ③裁量権がある

だから、上記の条件がかなう仕事であれば続けられたのだと思います。ただ実際、①の時点で組織では働けなさそうですが😱

【嫌じゃないことは続けてみる】のがよいと思う理由。1番は、擬態しなくて済むから。まわりに溶け込もうと、本来の自分を押し殺さなくていいので疲弊しない。嫌いなこと合わないことを続けると、やがて心身に不調をきたします。2番目は、自信がつき、自己肯定感が得られるから。自分は自分のままでいい、そう思えます。また、続けるなかで裁量権が増え、頼りにされ、人脈も増えます。3番目は、その分野の技術が上がっていくから。写真だったら撮るのが上手くなっていく、みたいな。

NO!という勇気を持つ

これは、自分の人生を生きていくうえで欠かせないこと。3つのうちで最も大事、だけど最も難しいことです。【NO!という勇気を持つ】って言われても、それができないから困ってるんじゃん。そんな声が聞こえてきそうですね。

実は、ここで【目立つ服を着て、堂々と歩く】と【嫌じゃないことは続けてみる】が生きてくるのです。自分に自信がなく、自己肯定感が得られていない状態では、とても【NO!という勇気を持つ】ことなどできません。なので、まずは堂々と振る舞うことで自信をつけ、嫌じゃないことを続けてみることで自己肯定感を得る。職場だけ、家庭だけ、ではなく、ボランティアだったり習い事だったり、色んなコミュニティに参加してみる。そうすれば、一か所で気まずくなったり断られたりしてもダメージは大きくありません。この状態になれば、嫌なことには堂々とNO!と言えます。


今回お伝えしたことは、ギフテッド限定ではありません。生きづらさを抱える多くの人たちの悩みが、少しでも軽くなることを願っています🐼🎋

ままぱんだ

1981年愛知生まれ。ギフテッドが幸せでいられる方法を模索したいという思いから、このブログを立ち上げました。ギフテッド児を育てる親御さんや、ご自身がギフテッドという方が気軽に相談できるブログを目指しています!
パンダになりたいくらい、パンダが好き。趣味はオーボエ。

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