こんにちは。ままぱんだです。今日も高級な竹をたらふく食べ、笹茶でアフタヌーンティーを楽しみました(^^♪ パンダ🐼なのでね(笑)。今回は、大反響をいただいた【ギフテッドと偏食 ~給食が苦痛~】に続いて、【ギフテッドと偏食 ~偏食は将来、苦労する!?~】というテーマでお話していこうと思います。
偏食で悩むのは…本人ではなく周囲の大人
ギフテッド児を育てる皆さん、あるいはご自身がギフテッドという皆さん。偏食に悩んだことはないでしょうか?ままぱんだは…ないです!!えっ!?とびっくりされたでしょうか。そう、偏食って周りが悩むんですよ、本人じゃなくて。ギフテッドの子どもが偏食だったら親や先生が悩むのです。何とか少しでも食べさせようと、あの手この手で迫ります。結果、給食嫌いに。下手をすると学校そのものが嫌いになってしまいます。
ではなぜ、本人が苦手だというものを食べさせようとするのでしょうか?「偏食だと栄養面が心配」、「偏食だとわがままと思われそう」、「偏食だと将来苦労しそう」といった声が聞こえてきそうですね。栄養面の心配については第18回【ギフテッドと偏食 ~給食が苦痛~】で取り上げました。わがままと思われることについては、放っておけばよいです。事情も知らずに偏食をわがままだと思う人は、ギフテッドが何をしてもわがままって思いますから。で、「偏食だと将来苦労しそう」についてですが…。
偏食でも苦労はしない、むしろ話のネタになる!
「好き嫌いが多いと、将来大人になったときに苦労するよ」
これは、ままぱんだが子どもだった頃に親から幾度となく言われたセリフ。何とか好き嫌いのない子に育って!という親の願いもむなしく、好き嫌いだらけに育ち大人になったままぱんだ(笑)。果たして偏食で苦労したかというと、声を大にして言います。まったく苦労してません!と。むしろ話のネタになること多々。最近の例でいうとこんな感じですね。
上司:今度お食事会をやろうと思うんだけど、ままぱんださん、苦手なものある?
ままぱんだ:お肉が苦手です。
上司:えっ!?お肉がダメなの(←かなり驚いてる!)??それはお肉食べない主義?それとも単に嫌いってこと?
ままぱんだ:嫌いなんです。お肉の脂身がどうしてもダメで…。ひき肉なら食べられるんですが。
上司:ひき肉は食べられるんだ(←また驚く)。じゃあ魚は?魚は全部OKなの?お刺身とか。
ままぱんだ:お刺身は…生のものは苦手なんです。焼きたくなります(笑)。
上司:えええっ!!もう何食べてるの??
ちなみに、上司は好き嫌いが全くないそう。何を出されても食べられるとのこと。偏食を直したい!と思っている人から見たら、羨ましい限りではないでしょうか?ただ、悩みもあるらしいのです。それは残飯処理係にされてしまうこと(泣)。好き嫌いがなくても苦労があるんだな…と知った一コマです。
このように、偏食でも苦労しないどころか話のネタになり、かえって盛り上がります!ままぱんだはおしゃべり大好きなので、自分の偏食ネタも披露しています。
苦しいのは給食のある小・中学校時代
偏食でも将来苦労しない。なのに給食では食育指導の名のもと、苦手なものを少しでいいから食べるよう指導される。少しでいいから…って、食べられないものは量のいかんを問わず食べられないのですよ。って思ってしまいます、ままぱんだは。子どもの健やかな成長を願っての食育、のはず。野菜が食べられない子には「少しでいいから…」と食べさせるのではなく、野菜が食べられなくても他の食品から野菜の栄養素を摂れることを教えてあげてほしいです。
ままぱんだのように偏食があったら、給食のある子ども時代は本当につらいです。小・中学校に限らず、幼稚園でも毎日給食のところはありますしね。ちなみに、神奈川の中学校は給食ではなくお弁当だと聞いたことがあります。自治体によりけりなんですね。ともかく、給食嫌いが学校嫌いにつながりかねないことを考えると、苦手なものを無理に食べさせる食育はマイナスでは?とままぱんだは思っています。
いかがでしたでしょうか?偏食は将来苦労するか!?について、ままぱんだの体験も交えて書いてみました。偏食のあるギフテッドが、偏見の目で見られることのない世の中になることを望みます😊
次回、第22回は【ギフテッドってどうやって気づいた? ~振り返って気づいたことあれこれ~】と題して、ギフテッド息子の小2→年少時代をさかのぼってみたいと思います。小2の秋に「息子はギフテッドだ!」と確信したままぱんだ。その視点で振り返ってみると、定型発達の娘とは違った点が浮かび上がってきます。ギフテッド息子を育てるうえで感じた違和感について、詳しく書いていきます。お楽しみに!
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